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人気球団経営の『秘策』!広島カープ・松田オーナーに学んだこと

2017年11月13日

人気球団経営の『秘策』!広島カープ・松田オーナーに学んだこと
(text by 池田純、photograph by Hideki Sugiyama)

広島東洋カープがセ・リーグ連覇を達成しました。カープは、いまやファンが東京ドームも甲子園球場も内野席まで埋め尽くすほどの人気を持っています。

盛り上がりを象徴する存在として“カープ女子”と呼ばれる女性ファンがいます。しかし、球団としては女性ファン増加を意図していたわけではないはず。

私が横浜DeNAベイスターズを経営していた時がそうでした。決して「女性向け」を前面に押し出した運営はしていない。それでも女性ファンは一気に増加しました。

なぜかというと……女性は「熱」に敏感だからです。

球団が熱を込めたチーム作りや興行を行っていると、敏感に察知してくれるのです。例えば、私のFacebookに向けて、女性ファンの方から「楽しませてくれてありがとうございました。熱いものが伝わりました」とメッセージをもらったことが何度もあります。男性よりも感受性が豊かなのだと思います。

カープの赤とベイスターズの青は、グッズが作りやすい。

また、カープの応援にはコスプレ的な楽しみもある。赤いユニフォーム、赤いグッズはかわいいものになり、身につけたい!という気持ちを喚起します。

ベイスターズも、青というのはユニフォームやグッズをかっこよくしやすかった。巨人は黒とオレンジですから、なかなかかわいいグッズを作りづらいのではないでしょうか。

「カープはグッズだ」ということに気づいた。

カープの松田元(はじめ)オーナー兼社長とは、私がベイスターズの社長になった時から懇意にさせていただいています。

初めて会いに行った時、マツダスタジアム全体を見学させてもらいました。球場としてもちろん魅力的なのですが、私が思ったのは「カープはグッズだ」ということです。

魅力的なものが多く、売店が正面入口の隣にあります。

松田さんはグッズに非常に力を入れている。試合で何かあったら翌日にはすぐにTシャツを出すような反射神経もすごい。グッズを通して、ファンとのコミュニケーションを図っているのでしょう。

「わしが20年かけてやったことをお前は5年で実現した」

松田さんから、一度褒められたことがあります。三浦大輔さんの引退試合でした。

三浦さんの垂れ幕・ポスター・看板などを、駅から球場への道はもちろんのこと、デパートやビルなどにも掲げさせてもらい、街ぐるみの協力を得て大規模なセレモニーを行いました。三浦さん本人とクリエイターと私の3人で話し合い、「永遠番長」というコピーを作り、前面に押し出しました。

それを見に来てくれた松田さんが「ええことやっとるな。わしが20年かけてやったことを、お前は5年で実現したな」と。

私が松田さんから学んだのは、何よりも「熱」が大切だということ。ファンに楽しんでもらいたい、という強い思いのもとで、組織全体をリードしているのでしょう。

一時期、ボールボーイの代わりにボールを運ぶ犬(ミッキー)がいましたよね。あれなんて、最初はバカバカしいと感じたけれど、今思うと、チームが強くないなりにできるサービスを全力でしていた、ということですよね。

黒田博樹さんの人気も、球団に熱があったからこそ。

黒田博樹さんは「男気」という言葉で、本人の決断に注目されがちです。しかし、前提にはカープという球団の熱、愛情に溢れた雰囲気があったと思うんです。

彼の引退セレモニーはとても温かい雰囲気でした。球団が熱と愛情を持ち、それを感じ取る選手がいる。そんなチームが地元にあったら、絶対にファンになってしまいますよ。

松田さんに、カープ優勝に対してお祝いのメッセージを送ったら、手紙が返ってきました。そこには「今年こそ日本一」とありました。ファンの方からしても、それくらいしてもらわなければ満足できないですよね。

これからのクライマックスシリーズ、日本シリーズでの活躍がとても楽しみです。(構成:二瓶仁志/Number編集部)

(※引用元 Number Web

LINEスタンプ、プカチン(カープ女子)

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