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佐々岡監督の『続投』は基本線…0封負けで、優勝の可能性は完全消滅

2020年10月22日

佐々岡監督の『続投』は基本線…0封負けで、優勝の可能性は完全消滅

公式戦(10月21日、カープ0-2阪神、甲子園球場)

完全V消滅。広島が今季4度目の0封負けを喫し、104試合目にして優勝の可能性が完全になくなった。

クライマックス・シリーズはない今季、佐々岡広島1年目の希望の灯が消えた。佐々岡真司監督(53)の続投が基本線で、悔しい敗戦にも、来季に向けて残り試合を戦う覚悟を決めて、前を向いた。

この日の敗戦が示すものは分かっていた。今季104試合目にして、広島の優勝の可能性が完全に消えた。投打ともに完敗だった敗戦後、静かな通路を通って、姿を見せた佐々岡監督は「残り試合がまだあるので、しっかり集中してやるだけです」とまだ指揮官1年目を振り返ろうとはしなかった。

セ・リーグで唯一、逆転勝利が1桁の広島に、序盤の2失点はあまりにも重かった。先発遠藤が立ち上がりの1回に四球から失点。遠藤は2回以降に立ち直り、試合はつくった。だが、同じ失敗の繰り返し。登板17試合で序盤3回まで無失点で滑り出した登板は1度しかなく、12試合で3回までに複数失点している。開幕から投げ続ける先発ローテは、“守っている”のではなく“与えられている”もの。前日好投した九里のように、起用し続けてきた首脳陣の期待を投球で示さなければいけない。

再建を託された投手陣が誤算続きだった。開幕から勝ちパターンがことごとく崩れ、ようやく形になりかけたころには、先発陣に離脱者が相次いだ。開幕投手のエース大瀬良が負傷離脱し、左腕のジョンソンと床田は不調から2軍調整。野村も負傷で戦列を離れた。新人森下が勝ち頭という状況が苦しい台所事情を表している。

攻撃陣も3度得点圏に走者を進めながら、今季4度目の0封負けを喫した。リーグ2位のチーム打率だが、104試合目でも理想の形が見えない。開幕から続く日替わり打線はこの日で84通り目。主砲鈴木誠も4番から3番に動かし、開幕から打順、役割を固定できた選手は1人もいない。

優勝が消え、広島にとってクライマックス・シリーズがない今季中の目標を見いだしづらい残り16試合。だが、来季につなげるためにも、無駄な試合は1つもない。【前原淳】

▽広島選手会長田中広 とても悔しいです。難しい環境はある程度覚悟して、それでも何とかという思いでやってきました。

(※引用元 日刊スポーツ

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