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高橋昂也、高校時代のライバル、早大・早川に「負けたくない」と闘志

2020年11月9日

高橋昂也、高校時代のライバル、早大・早川に「負けたくない」と闘志

左肘手術からの復活を目指す広島・高橋昂也投手(22)が来春キャンプの1軍切符を手に入れるべく、「みやざきフェニックス・リーグ」での猛アピールを誓った。9日の楽天戦で先発を予定。同世代の左腕で高校時代にライバルだった早大・早川は4球団競合の末に楽天のドラフト1位となっただけに「負けたくない」と闘志を燃やした。

8日に開幕した恒例のみやざきフェニックス・リーグ。29日までに12球団それぞれ18試合が予定され、広島はキャンプ地の日南・天福球場を主戦場に若手がアピールを繰り広げる。来春につながる晩秋の実戦。高橋昂が掲げる課題は明確だった。

「力の入れどころが本調子じゃない。というか、勘が戻っていないところがあるので、実戦でつかみながら投げる体力をしっかり付けたいと思います」

19年2月に左肘の関節内側側副じん帯再建術、いわゆるトミー・ジョン手術と、尺骨神経剥離術を受けて以来1年9カ月。1軍の舞台での復活を目指し、はやる気持ちを抑えながら地道にリハビリに取り組んできた。

待望の公式戦復帰登板は9月5日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦だった。5―3の9回に救援し、143キロを計測した直球を主に1イニングをピシャリ。2軍戦では7試合で最長で5イニングを投げ、2勝1敗、防御率4・18の成績を残した。

「当初は5~6回投げるイメージがなく、不安な状態で臨んでいた。慣れるしかないという思いで試合の数をこなしていました」

ライバルの存在が闘志に火をつける。4球団が1位指名する争奪戦の末に楽天が交渉権獲得した早大・早川がその人だ。高橋昂が花咲徳栄2年の秋、選抜出場を懸けた関東大会で早川の木更津総合と対戦、互いに完投した末に1―2で敗れた。

「(早川は)高校の時から制球がいいし、無駄なく投げられる。自分が最も尊敬する左投手というのは変わらない。負けたくない」

いや広島も、社会人No.1右腕の世評を得るトヨタ自動車・栗林ら即戦力投手をドラフトで複数指名。来春キャンプでの開幕1軍枠争い、先発ローテーション争いは激しくなると予想される。高橋昂は百も承知だ。

「ローテ争いは厳しいものだと思う。でも、相手を気にせず自分のやるべきことをやれば、おのずと道は見えてくるのかな…と」

18年6月28日の巨人戦、あの菅野に投げ勝ったプロ初勝利が記憶に新しい。再び1軍最前線へ。曲折を乗り越えた左腕は秋の実戦で土台づくりに励む。(江尾 卓也)

◆参加選手 みやざきフェニックス・リーグ(11月8~29日)に参加中の広島の選手は次の通り。【投手】矢崎、高橋昂、島内、山口、鈴木寛、田中法、高橋樹、玉村、遠藤、畝、佐々木、コルニエル【捕手】中村奨、石原、持丸【内野手】林、小園、韮沢、中神、羽月【外野手】正随、大盛、永井、木下。

(※引用元 スポニチアネックス

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