広島の新外国人、ケビン・クロン内野手(27)が沖縄キャンプ2日目の2日、沖縄市内の室内練習場で“誠也塾”に入門した。
ランチ特打で鈴木誠とペアを組み、約30分間の打撃練習中も会話を交わしながら、意見交換をした。助っ人砲は「トップの座にいる選手が自分のチームにいるのでこれ以上ない勉強するチャンス。彼のバッティングを見ることにより、それ自体が勉強、コーチだと思っている」と尊敬のまなざしを向けた。
タイミングの取り方や、投手陣の攻め方について熱心に鈴木誠に質問を重ねた。“先生”は「クロンの方がレベルは高い」と謙遜しながら「自分の感覚を伝えました。『逆にどうなの?』と聞いたりもしました」とやりとりを明かした。
19年に3A本塁打王に輝くなど、マイナー通算151本塁打と実績を残しているクロン。「(来日後の自宅隔離期間で5キロ増の120キロまで)体重が増えてしまったので落としていく。毎日、無駄のないように取り組んでいきたい」とクリーンアップ定着に向けて調整を進めていく。
(※引用元 スポーツ報知)