オープン戦(3月10日、カープ3-9阪神、甲子園球場)
期待の新人が守護神の座に近付いた。広島のドラフト1位ルーキー・栗林良吏投手(24)が8回から5番手として登板し、1回を無安打無失点。オープン戦2試合連続無失点で、2月の練習試合を含む対外試合は5試合連続無失点と抜群の安定感を示した。
先頭の長坂をフォークボールで左飛、続く木浪をカットボールで遊ゴロに仕留めると、板山をフォークボールで空振り三振。危なげない内容で、登板を終えた。
広島はこの日、昨季チーム最多の19セーブを記録したフランスアが今月9日に広島市内の病院で「右膝内側半月板部分切除」を受けたことを発表。
守護神の筆頭候補が開幕に間に合わない見込みとなった。栗林に加え、同じく対外試合の無失点を続けるドラフト3位・大道(八戸学院大)、昨季の実績がある塹江、ケムナが候補となるが、結果を出し続ける栗林が半歩、リードした形だ。
(※引用元 スポニチアネックス)