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栗林良吏に「不要な助言は断捨離」のススメ!/【新人王候補の素顔】

2021年3月29日

栗林良吏に「不要な助言は断捨離」のススメ!/【新人王候補の素顔】

栗林良吏(広島 24歳・1年目)

ルーキーながら広島の守護神に任命された栗林。高校時代に投手転向したこの右腕を鍛え上げたのが、名城大学でコーチを務める山内壮馬氏だ。2007年大学・社会人ドラフトで中日に1巡目指名。12年には10勝7敗、防御率2・43と活躍した山内氏が言う。

「僕が指導を始めたのは栗林が2年生の終わりごろからですね。そこから丸2年、卒業するまでです。当時からストレートが速く、僕も『凄いボールを投げるな』と感心しました。ただ、総合的に見ると荒々しく、『運動神経のいい子が投手をやっている』という印象でしたね。いわゆる、ザ・ピッチャーという感じではなかった」

山内コーチはキャッチボールから栗林を指導。現在につながる躍動感のあるフォームはそのままに、軸をぶらさず、最後のフィニッシュまで腰を残すことをはじめ、初歩から丁寧に教え込んだ。

「栗林は投手経験が少ない上、とても素直な性格。僕の言ったことを取り入れてくれて、めきめき成長しました。もともと遊撃手だったので、フィールディングもうまい。でも、素直で優しいからこそ心配なんです」

プロ野球は生き馬の目を抜く競争社会。他人を蹴落としてでも……という選手もいる。プロで9年プレーした山内コーチもそれは重々承知だ。

「プロでは素直さとは真逆の、自分の思った通りにずかずかいける性格も必要ですからね。コーチ陣も人が違えば言うことも異なる。彼らの助言や指導をいったん取り入れて、不要なものは捨てる断捨離も重要です。そこは試合で投げながら、自分で経験していくしかありません」

アマチュア時代は先発。ブルペンの状態がマウンドに直結するタイプで、立ち上がりの良さには定評があるという。

「九回を任されたといっても、まだ抑えになったわけじゃない。きっちり抑えて初めて認められるわけですから。そこは必ず乗り越えてくれると期待しています」(山内コーチ)

(※引用元 日刊ゲンダイ

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