新人タイ記録!広島のドラフト1位の栗林良吏投手(24)がデビューから13試合連続無失点とし、ソフトバンク甲斐野が19年にマークしたドラフト制後の新人最多記録に並んだ。1点ビハインドの9回に登板。3者凡退で仕留め、スコアボードに0を刻んだ。
開幕から守護神に座り、新人離れした投球で「無双」を続けてきた。開幕2戦目の3月27日の中日戦で、球団では03年永川以来18年ぶりのプロ初登板初セーブをマーク。
13試合に登板し、打者43人に対して被安打はわずか2本。最速154キロの直球と切れ味鋭いフォークを武器に、19奪三振とセ界の打者を圧倒する。
4月24日の巨人戦で自己最速を更新する154キロをたたき出し、翌25日の同戦では丸、岡本ら上位打線を圧巻の3者連続三振。登板ごとに勢いを増してきた。
この日はセーブのつかない状況だったが、広島の9回には“失敗しない男”が立ちはだかっている。(古財稜明)
▼広島栗林が初登板から13試合連続無失点。新人のデビューから13試合連続無失点は、19年甲斐野央(ソフトバンク)に並び2リーグ制後2人目の最長となった。
栗林はスコア2-3の9回表に登板。リードされている状況で登板したのは初めて。
(※引用元 日刊スポーツ)