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7番降格でも、らしさ全開!西川龍馬「曲芸打ち」で、適時打『2本』

2021年5月17日

7番降格でも、らしさ全開!西川龍馬「曲芸打ち」で、適時打『2本』

広島・西川龍馬外野手(26)が、16日のDeNA戦で8回の同点打を含む2安打2打点と躍動した。いずれも低めのボール気味の変化球をさばく「曲芸打ち」。不振により19年4月25日の中日戦以来となった7番降格に奮起する適時打2本で、今季5度目の引き分けに持ち込んだ。

2ストライク――。不振に悩む西川にとっては、逆に背中を押してくれるカウントだった。

「いまは逆に追い込まれた方が何となく打てる気はする。何とか当てにいこうとする状況の方がいいのかな」

1―0の4回1死二塁。初球から2球続けて見逃し、あっさりと追い込まれた。そこから3球ファウルで粘りカウント1―2からの7球目、地面にワンバウンドする直前のピープルズのチェンジアップにも迷わず手を出した。うまく拾うと、打球は三遊間を抜ける左前打。「たまたま拾えた」。自身44打席ぶりの適時打となった。

2―3の8回2死一、二塁では、カウント2―2から山崎の勝負球ツーシームを狙った。再び地面すれすれの落ち際を捉えた一打は左前に落ちる値千金の同点打となった。1試合に2度も見せた「曲芸打ち」。ボール球すら安打に変える姿は好調時と重なった。

「(山崎)康晃さんのツーシームが頭に入っていたので狙っていた。正直、ワンバンでも“(振りに)いったろう”と思っていた」

試合前直近5試合で1安打の不振に、4番を打っていた打順は2年ぶりに7番まで下がった。負担を減らそうとした首脳陣の思いとは逆に4打席中2度も得点圏に走者を置いて打席を迎えた。「今はもう、そういうときなんかなと。そこは割り切った」。雨天中止となった15日には「得点圏で打てん…となって、そこから全部空回りした」と自己分析していた。重圧となってきた得点圏での打席が憂鬱(ゆううつ)な気持ちを晴らしてくれた。

今後も7番での起用が続く可能性もある。佐々岡監督からは「この2本をいいきっかけにしてほしい」と早期の復調を期待された。

「(光明に)なってくれればいいですけどね。また対戦相手も変わる。一打席一打席、内容のいい打席を増やしていきたい」

気分転換のために一時バットの色を変更するほどに思い悩んできた。「7番」と「悪球打ち」が不振から抜け出すきっかけとなるかもしれない。(河合洋介)

(※引用元 スポニチアネックス

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