広島は23日、九里亜蓮投手(29)が新たに新型コロナウイルス陽性と判定されたと発表した。チームの陽性者は計12人となった。
球団によると無症状で体調に異常はなく、自宅で療養しているという。1軍の監督、コーチ、選手、スタッフら82人にPCR検査を実施し、九里を除く81人は陰性だった。24日も検査を行う方針。
九里は、チームの投手では初の陽性者となった。
22日に管轄保健所から陽性者との濃厚接触者に認定された森下、高橋昂がこの日に「感染拡大防止特例2021」により出場選手登録を外れた。先発ローテーションを担っていた5人中3人がコロナの影響で離脱することとなり、事態はより深刻さを深める。
交流戦初戦となる25日の西武戦(マツダ)は、きょう24日に開催の可否が判断される予定。
マツダスタジアムでの自主練習に参加した投手キャプテンの大瀬良は、球団を通じて「開催される日に合わせて僕たちは動いていくしかない。不安でも不安でなくても、とにかく最大限の準備をしたい」とコメントした。
(※引用元 スポニチアネックス)