プロ野球は25日、広島に新型コロナウイルス陽性者が相次いでいることを受け、臨時の実行委員会を開いた。25、26日の西武戦(マツダ)が延期となったことについて、日本野球機構(NPB)の井原事務局長は「保健所から疫学判断をいただいた上での球団の判断。全球団での合意」と話した。
同事務局長によると、「(保健所は)今日あすのPCR検査の結果を確認した上で27日以降の開催を考えたい、ということだった」という。現状では27日の同カードは開催予定。交流戦開幕日から2試合が延期され、交流戦予備期間は6月14~17日の4日間のみとなるが、現時点でダブルヘッダー実施の検討はされていない。予備期間で消化できない場合は、シーズン終盤に未消化の交流戦カードを実施する可能性がある。
広島では17日に菊池涼、小園、正随の陽性が判明。20日には鈴木誠、長野、羽月、石原、大盛、朝山コーチ、スタッフ1人の7人が陽性判定を受け、21日から予定されていた阪神3連戦(マツダ)が延期。22日には森下と高橋昂が保健所から濃厚接触者と判定され、さらに23日には九里が陽性判定を受けた。陽性者は計12人となっている。
(※引用元 スポーツ報知)