交流戦(6月2日、カープ3-0日本ハム、マツダスタジアム)
広島は連敗を3で止めた。20年ドラフト1位・2位のルーキーが大活躍。6回途中から2番手で登板したルーキーの森浦がピンチの場面を無失点に抑えて今季2勝目をマークし、9回はルーキーとして守護神を務める栗林がデビューから20試合連続無失点で今季11セーブ目をマークした。
打線も新型コロナウイルス感染で離脱していた菊池涼のマルチ安打や西川の先制の適時二塁打など3打点の活躍で勝利に貢献した。
先発は5月2日の阪神戦での先発登板以来となる1ヶ月ぶりの登板となった野村。毎回、安打を打たれながらも5回まで無失点の投球を見せた。しかし6回先頭の西川、近藤に連打を浴びて、無死一、三塁のピンチを招く。
続く渡辺から見逃し三振を奪ったところで、野村は5回1/3、93球を投げて7安打無失点で降板した。
野村が降板後、2番手としてマウンドにあがった森浦。ピンチの場面での登板だったが、石井のセーフティスクイズを阻止し、平沼をニゴロで打ち取ってルーキーがピンチを切り抜けて無失点に抑えた。
6回裏に味方の援護があり2ー0となった7回はコルニエルが三者凡退に抑え、8回は塹江が無失点に抑えた。9回は栗林がデビューから20試合連続無失点で試合を締めた。
打線は0―0の6回先頭の代打・堂林がレフトフェンス直撃の二塁打で出塁。続く新型コロナウイルス感染で離脱していた菊池涼の復帰後初安打となる一塁側へセーフティバントで無死一、三塁となりチャンスを広げる。
その後2死一、二塁で西川のレフトへの適時二塁打で2点先制した。8回にも1死二、三塁で西川の投野選で1点追加した。
日本ハムは先発の加藤が6回96球を投げて、7安打2失点で今季3敗目。打線も9安打を打ちながらも1点も奪えず敗戦した。
(※引用元 スポニチアネックス)