交流戦(6月5日、カープ3-7楽天、マツダスタジアム)
広島は終盤に崩れ、借金が今季ワーストの7に膨らんだ。7回に2点のリードを追いつかれ、8回はセットアッパーの塹江が誤算。島内に勝ち越しソロを浴びると、無死満塁から2者連続の初球スクイズを決められるなど、わずか6球でさらに3点を失った。
佐々岡監督は「警戒をしながら、初球からというのはなかなか…。うまくやられた。ソツのない野球を相手にやられたことを反省して、またあした」と切り替えを強調した。
収穫も確かにあった。新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者とされた森下が1軍復帰し、5月12日以来の先発で6回1/3を3失点と上々。田中将から2年目の宇草がプロ初本塁打、3年目の林もソロを放った。
鈴木誠らまだ主力がそろわず、交流戦は2勝5敗1分けで最下位へ転落。「こういうチーム事情の中で、チャンスと思ってやってくれている。小園も含めて、若手が本当にハツラツとしている」と指揮官も評価していた。
(※引用元 スポーツ報知)