公式戦(10月13日、カープ3-9DeNA、マツダスタジアム)
広島が、6連勝の勢いが帳消しになる大敗を喫した。先発・床田が勝利投手の権利を目前に突如、乱れた。
3点リードから1点差に迫られた5回2死一、二塁。左翼・西川が、牧のライナー性の打球を捕球できずに同点(記録は適時二塁打)になる不運もあったが、そのまま流れを断ち切れなかった。4回2/3を8安打7失点で4敗目を喫した。
序盤は広島ペースで試合が進んだ。3回に小園の適時三塁打で先取点を奪うなど、3得点。
床田も4回までは危なげない投球で無失点に抑えていた。床田KOの後、5回2死満塁からバトンを受けた2番手・菊池保も、戸柱に2点二塁打を浴びるなど勢いを止められず、6回には佐野、牧の2者連続弾を浴びてリードを広げられた。
シーズン残り少ないながらも、今季最長タイ6連勝でわずかな希望の光が差し込んでいた。3位・巨人に5ゲーム差に迫り、16日には直接対決(マツダ)も控えていた中での痛恨の1敗。
数字上は、まだCS進出の可能性は残しているものの、チームは残り10試合、巨人が残り7試合という状況で5・5差でCS進出は絶望的。今季66敗目で、リーグ3連覇した翌年の19年から3年連続のシーズン勝ち越しなし、2年連続の本拠マツダでの負け越しが決まった。
(※引用元 スポーツ報知)