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誠也、37・38号で2冠見えた!玉村が4勝目、栗林は35セーブ目

2021年10月17日

誠也、37・38号で2冠見えた!玉村が4勝目、栗林は35セーブ目

公式戦(10月17日、カープ4-2阪神、甲子園球場)

2冠見えた!!広島鈴木誠也外野手(27)が、3戦連発となる1試合2本塁打と敵地で暴れ回った。

2点リードの4回に左中間に37号ソロ。さらに1点差に迫られた8回には、再び左中間へ38号ソロを放り込んだ。本塁打はセ・リーグトップに1本差まで大接近。首位打者と本塁打王の打撃2冠を視界に捉えた。チームは10戦9勝の3連勝で、3位巨人に2・5ゲーム差。奇跡の大逆転CSへ、また大きく歩みを進めた。

主砲のバットが快音を2度、敵地・甲子園で響かせた。3回に林、宇草の1発で2点を先取し、迎えた4回1死。フルカウントからの7球目。「たまたま高めに来た」という甘いカーブを左中間席へ。後輩に負けじと3戦連発の37号を放つと、今度は阪神に1点差に迫られた8回2死から、アルカンタラの154キロを再び左中間へ。この日2発目の38号だ。「振ったらたまたま当たった感じです」と鈴木誠は冷静だった。

3戦4発と勢いは止まらない。セ・リーグ本塁打トップのヤクルト村上、巨人岡本和をついに1本差まで追い上げた。3試合連続のマルチ安打で打率を3割2分5厘とし、2位の阪神近本に7厘差。打撃2冠が現実味を帯びてきた。佐々岡監督は「すごい。(7回に)2点取られたところでの1発も大きかった。味方チームではありますけど、止められないくらいの素晴らしい打撃をしている」と最敬礼した。

若手が多いチームで、最高の生きた“教科書”だ。この日先制弾を放った林には、打撃技術だけにとどまらず「投手に声をかけに行くとか、そういうところが大事になるよ」と助言。

前日16日に先頭打者弾を放った宇草には「いつも通り平常心で」と心を落ち着かせていた。主砲は「僕もまだ経験が浅い。新井さんや黒田さんみたいに、助言みたいなことはなかなかできない。でも僕も何年か1軍を経験して、(後輩と)同じような経験、悔しい思いもしている。俺はこう考えていたよっていうことを伝えている。正解がないスポーツなので」。若手の手本となり、チームをけん引する。

チームは3連勝で、直近10戦9勝。3位巨人に2・5ゲーム差に迫った。佐々岡監督は「1試合1試合勝っていくしかないので、1試合に集中して、それだけです」と力を込めた。チームの快進撃の中心には、背番号1がどっしりと座っている。(古財稜明)

(※引用元 日刊スポーツ

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