広島ドラフト1位の関学大・黒原拓未投手(21)が12日、兵庫・尼崎市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金1億円、年俸1500万円(金額は推定)で背番号は未定。
「プロ野球選手になって、いよいよチームの一員になるんだなという実感が湧いてきました」と気持ちを引き締め、1年目の目標に「新人王」を掲げた。
173センチと小柄ながら最速151キロを誇る左腕。チームでは昨季、森下が10勝を挙げて新人王を獲得。今季は栗林がDeNAの山崎に並ぶ新人記録タイの37セーブをマークした。「すごく活躍されていて尊敬しています。それを重圧に感じすぎず、続いていけたら」と意気込んだ。
ドラフト1位で指名された先月11日深夜には、広島の大ファンを公言する岸田首相が自身のツイッターで「ようこそ!黒原投手には即戦力として、カープ投手王国の一翼を担っていただければと大きく期待を寄せております」と投稿した。
「そんな首相からツイートしていただけるなんて思ってもなかった。でも、そうやって応援してくださっていることはうれしく思いますし、期待に少しでも応えられるように。自分なりに努力して頑張っていこうというモチベーションも上がりました」と語った。
(※引用元 スポーツ報知)