カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

森浦大輔、チームの新人ホールド記録を大幅に更新/陰のチームMVP

2021年11月18日

森浦大輔、チームの新人ホールド記録を大幅に更新/陰のチームMVP

絶対的守護神として圧倒的な存在感を示した栗林の陰に隠れてはいるが、中継ぎとして奮闘したもう1人のルーキーがいる。大卒ルーキーの森浦大輔だ。開幕から最後まで一軍で完走を果たした。チーム最多の54試合に登板し、3勝3敗、防御率3.17とリリーバーの中でも安定感を示した。

ホールド数は塹江に並んでチームトップタイの「17」をマーク。昨季まで球団新人の最多ホールド記録は2007年上野弘文(現一軍打撃投手)の「7」だったが、大幅に更新した。ときには勝ちパターンで、ときにはイニングまたぎ、ときにはワンポイントの登板で火消しをするなど、陰の立役者としてチームを支えた。

今秋のドラフトでは関学大・黒原拓未を1位、三菱重工West・森翔平を2位指名、さらに11月9日には最速156キロのニック・ターリー(ホワイトソックス傘下3A)を獲得と、来季は即戦力の左腕3人が加入する。ほかにもフランスア、塹江、高橋樹と中継ぎ陣のライバルは多い。それでも多くの試練を乗り越えた1年目の経験は、今後の糧となっただろう。

天理大時代は先発での活躍が光り、プロ入りへを決めた。秋季練習中は実戦登板せず、体力強化に努めている森浦について佐々岡監督は「先発しても面白いかなというのはある。それは春ね」と、来春の先発転向の可能性があることを示唆した。先発でも床田を筆頭に、高橋昂、玉村と後半戦で奮闘した左腕がそろっている。縁の下の力持ちとして1年目に光った左腕。2年目も目が離せない。(写真=BBM)

(※引用元 週刊ベースボール

関連記事

鈴木誠也が考える『向上の要素』、自主トレで取り組む『10』の項目

鈴木誠也が考える『向上の要素』、自主トレで取り組む『10』の項目

広島東洋カープの鈴木誠也選手。今シーズンは所属球団での活躍やタイトル獲得はもちろん、東京五輪を戦う野球日本代表で主軸打者の期待もかかる。 勝負の年となる2020年に向け、オフから10項目の向上要素を挙 …

一岡が現役引退、リーグ3連覇貢献「周りの方々に恵まれた12年間」

一岡が現役引退、リーグ3連覇貢献「周りの方々に恵まれた12年間」

プロ野球・広島は28日、一岡竜司投手の現役引退を発表しました。 32歳の一岡投手はプロ12年目の右腕。2013年オフにFA移籍で巨人に入団した大竹寛投手の人的補償として広島に加入。それまでは登板機会が …

オリックス移籍の西川龍馬は「弱点がない」!パ・リーグで活躍に期待

オリックス移籍の西川龍馬は「弱点がない」!パ・リーグで活躍に期待

リーグ3連覇を飾ったオリックスに、頼もしい選手が加入する。広島からFA移籍が決まった西川龍馬だ。 「修正能力が高く、同じ球が通用しない」 今季は109試合出場でリーグ2位の打率.305、9本塁打、56 …