ポスティング制度を使いメジャー移籍を希望する広島・鈴木誠也外野手(27)が19日、マツダスタジアムで練習後に取材に応じ、ア・リーグの今季最優秀選手(MVP)に満票で初選出されたエンゼルス・大谷翔平投手(27)を祝福した。
「すごいこと。僕がいわなくてもみんながわかっている。能力が高いことはもちろんですが、投手と野手(の両方を)やって1年間けがなくプレーしたことが信じられない」
同級生の大谷は15日の東京都内での会見で「おそらく今のプロ野球の中ではアタマ抜けているぐらいのバッターじゃないかと思う」と鈴木誠を絶賛した後、「実際、向こうで対戦する機会があれば楽しみだし、やってみたい」と呼びかけた。
鈴木誠は「まずは僕がメジャーに行けるかどうかわからない」としつつも「日本で対戦した時は全然ダメでした。もし対戦できればバットに当てたい」と誠也節で意気込んだ。過去の対戦は大谷が日本ハムに所属していた2016年の日本シリーズの1試合で鈴木誠は四球、三振、三振。
5年の時を経て日本を代表するスラッガーに成長した鈴木誠、二刀流でMVPに輝いた大谷の2人が来季メジャーを舞台に活躍する姿を野球ファンは待ち望んでいる。
(※引用元 サンケイスポーツ)