米大リーグ機構は21日、ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す広島鈴木誠也外野手(27)を、全30球団に契約可能選手として通知した。交渉期限は米東部時間12月22日午後5時(日本時間同23日午前7時)となり、譲渡金を支払う意思を持つ球団が交渉可能となる。
今オフの移籍市場では外野手の層が薄く、需要は高いとみられている。ただし12月1日が交渉期限となっている大リーグの新労使協定が機構と選手会の間でまとまらなければ、ポスティングなどの移籍市場は滞ることになる。
プロ9年目の今季、鈴木誠は首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得し、リーグ3位の38本塁打を放った。プロ野球通算902試合に出場し、打率3割1分5厘、182本塁打、562打点。今夏の東京五輪では4番打者として金メダル獲得に貢献した。
(※引用元 日刊スポーツ)