広島・林晃汰内野手が29日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、900万円増の1500万円でサインした。今季の600万円から2・5倍。
「初めてお給料が上がるので、プロ野球選手になったなという気持ち。すごく期待していると言われたので、来年もしっかり頑張れるように」とさらなる飛躍を誓った。
3年目の今季は自己最多102試合に出場し、打率2割6分6厘、10本塁打、40打点。5月にチーム内の新型コロナウイルス集団感染により緊急昇格し、そのまま1軍に定着して三塁のポジションを奪った。
広島では、2012年の堂林以来となる高卒3年目での2ケタ本塁打。同期の小園とともに同じく堂林以来の100安打も達成した。
「10本打てたのは、自分の中で来年の自信にはなった」と振り返りながら「次は20本打ちたい」と来季の目標を設定。「まだレギュラー定着にはなっていない。定着できるように、しっかり1年間戦えるように」と気を引き締めた。
鈴木誠の離脱時に4番も経験した21歳が狙うのは、レギュラーだけではない。「クリーンアップを打たないといけないタイプだと思うので、そこを目指して。自分にプレッシャーかけてやっていきたいなと思います。チームで一番打つバッターになりたいので」と宣言した。
(※引用元 スポーツ報知)