政府が29日に新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の水際対策として外国人の入国停止を決めたことで、プロ野球の外国人選手への影響が避けられない情勢となった。
広島の鈴木清明球団本部長は、マツダスタジアム内で取材に応じ「(来春キャンプは)いるものでやるしかない。臨機応変と言っても、やれることは限られている。特に新外国人は、どうなるか分からない」と動向を注視する考えを示した。
今年1月には、入国規制が厳しい中で新外国人・クロンの早期来日が実現し、2月の春季キャンプを完走した例もある。ただし、同本部長は「それ(早期来日)もできないかもしれないし、どうなるか分からない」と楽観視せず。状況次第では、今オフに獲得したマクブルーム、アンダーソン、ターリーの新外国人3選手が来春キャンプ不在となる可能性も出てきた。
(※引用元 スポニチアネックス)