セ・パ両リーグの守備のスペシャリストに贈られる「第50回 三井ゴールデン・グラブ賞」が2日、発表された。二塁手部門では広島の菊池涼介内野手が選ばれ、9年連続9度目の受賞となった。
昨季は二塁手として史上初の守備率10割りを記録して両リーグ最多283票を獲得していた名手。今季5失策で守備率9割9分1厘は、二塁手として巨人・吉川尚(3失策)、ヤクルト・山田(5失策)の2人に1厘差の3位だったが、広い守備範囲をいかした好守を随所で発揮。山田に92票差の183票を集めた。
二塁手としては昨年の受賞で1988~94年の辻発彦(西武)の7年連続(8度)を超えて最長となり、今年で受賞回数も単独最多。“ミスター赤ヘル”山本浩二氏のセ・リーグ最長10年連続にも王手をかけた。両リーグでの連続受賞は阪急・福本豊の12年連続が最長。
(※引用元 スポーツ報知)