広島・鈴木誠也外野手(27)が14日、セ・パ両リーグ最多の296票を集め6年連続6度目のベストナインを受賞した。球団で6年連続の受賞は山本浩二の8年連続(1977─84年)以来2人目の快挙となった。
球団を通じ「初めてベストナインを取ったときからまさか自分がという気持ちだった。プロに入ってこういう賞をいただけると思っていなかったので、ましてや6年連続いただけることを光栄に思います」とコメントを寄せた。
今季は5月に新型コロナウイルス感染、6月にはワクチン接種の副反応で離脱したが、2年ぶりの首位打者(打率・317)と最高出塁率(・433)のタイトルを獲得し、自己最多38本塁打を放った。さらに今月2日には3年連続5度目の三井ゴールデン・グラブ賞に輝くなど攻守で高い評価を受ける。
「ファンの皆さんが球場へ足を運んでくださって、たくさんの声援をくれるので、それに応えようと必死にやった結果。皆さんに感謝している」
熱い言葉をつづった鯉の主砲はこのオフにポスティングシステムでのメジャー移籍を目指している。現地は12月2日から労使に関わる全ての活動が止まるロックアウトに突入しており先行きは不透明な状況だが、新たな勲章を手にした。
(※引用元 サンケイスポーツ)