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小園&林、新春対談/ドラフトは成功だった、と言ってもらえるように

2022年1月5日

小園&林、新春対談/ドラフトは成功だった、と言ってもらえるように

今季高卒4年目を迎える広島・小園海斗内野手(21)と林晃汰内野手(21)による「新春同期対談」が実現した。昨季は開幕2軍スタートからはい上がり、2人ともに定位置を奪取する飛躍の1年となった。今年は入団後初となるリーグ優勝、そして念願の日本一をかなえるべく、2000年度生まれの「ミレニアム世代」で赤ヘル新時代を築く決意を明かした。(取材・構成 河合洋介)

――あけましておめでとうございます。昨年は同学年の2人そろって大活躍でした。

林 正直こんなに試合に出られるとは思っていなかったですね。

小園 僕も開幕は2軍だったし、ここまで出られるとは想像していなかったです。

林 僕が1軍に上がるより先にゾノが昇格して、その活躍を2軍で見るのが本当に悔しかったんです。自分も同じ舞台でやらないとダメだと思って、2軍で過ごしていました。

小園 僕も晃汰と一緒に1軍でやりたいと思っていました。飛距離とか自分にないものがあるし、すごいな…とずっと感じてきたので。晃汰、羽月と同学年で同時に先発した試合も何度かあった。うれしかったですね。

――三遊間コンビとして守備面でも成長も見せた1年でした。

林 僕はゾノに任せっきり。遊撃がゾノだから、ポジショニングとか分からないことを気軽に聞くこともできた。ゾノの存在が本当に大きかったです。

小園 守ったことがあるから分かるけど正直、三塁が一番難しいと思う。「晃汰、緊張してるな」とかが遊撃から見ても分かるんです。でも、そう思っている自分もガチガチ(笑い)。そういう緊張感を1年間経験できたことはよかったです。

――入団後からお互いの活躍を刺激にしてきたが、ライバルのような関係性ではない。

小園 バチバチしていないのは、打者としてのタイプも守備位置も違うからかな。

林 でも、ゾノが打ったら「俺も打たないとあかん」と思える。

小園 それは俺も同じ。守備位置が一緒やったら、関係性やばかったかも(笑い)。

林 確かにそうやな…。

小園 これまでは三塁として守備位置が重なった時期もあったけど、いまは三遊間を一緒に守りたいという思いしかない。ずっと一緒に出られたらいいと思うし、同学年みんなで頑張っていきたい。

林 同学年もそうだけど、同期入団のみんなで頑張りたいよな。

小園 みんなで一緒に先発できた試合もあったしね。大卒の島内さん、ズイさん(正随)、大盛さんも一緒に1軍で頑張れば、あの年のドラフトは成功だったと言ってもらえる。そうなれるように頑張ります。

――昨年は2人とも積極的にマウンド上の投手に声をかけに行く姿が目立ちました。

林 内野の中で僕たちが一番若いので。

――でも、年上の投手は声をかけづらいのでは?

小園 いろんな方から「声をかけに行くことも勉強になるから」と言ってもらった。2人が同時に行こうとして「あっ…、行ってええよ」みたいな譲り合いも結構ありました。

林 僕は最初に誠也さんから「もっとマウンドに行くように」と言ってもらった。外野の誠也さんから見ても、流れが悪いときに声をかけに行く人がいないというのが目立っていたので。三塁が一番投手に近いし、自分が行かないとダメだなと気付いた。僕は大したことを話せないので、流れが悪くなったときに声をかけるぐらいですね。ゾノは、いいことを言ってる(笑い)。

小園 言えてないから!でも…、僕が言うのもおかしいですけど、試合になれば年齢は関係ない。「もっと低くいきましょう」とか「落ち着いていきましょう」ぐらいしか伝えられないけど、僕が感じたことで何か変わってくれたらいいな…とは思っていました。

――ところで、2人の最初の出会いは、いつですか。

小園 中学生のときですね。

林 ゾノが大阪の「枚方ボーイズ」、僕が和歌山のチームだったんですけど、関西のボーイズリーグ同士なので接点がありました。

小園 だから中学のときは、よく対戦していたんですよ。

林 ゾノは、そのときからすごかった。まず、チームからして超名門やもんな。

小園 いやいやいや…(笑い)。

林 中3のときは、夏に日本一になったんやっけ?

小園 夏は負けたけど、春は優勝したね。

林 全国優勝ですよ!日本一ですよ!全国のチームが「打倒、枚方ボーイズ」みたいな感じだった。

小園 いや、晃汰もえぐかった。ホンマにえぐかったから。そのときから飛距離が違った。とりあえず「林を抑えろ!」「林を抑えれば勝てるぞ!」という感じだった。そのチームには他にもいい選手がたくさんいたけど、「とりあえず林!」みたいな感じでした。

林 僕は中学のとき、捕手だったんです。ゾノのチームには藤原(現ロッテ)もいた。「1番・藤原」「2番・小園」の2人で初回にとりあえず1点が入る。しんどいから、もう試合したくなかった(笑い)。

小園 チームが強かったのは、他の選手の力のおかげ。

林 いやいやいや!でも、高校のときは、1回も試合したことないやんな?

小園 僕らが近畿大会とかに進めないから、智弁和歌山と当たらないんですよ。練習試合もなかったもんな。

林 だから、高校で会ったのは3年の夏だけです。最後に甲子園で会ったんやっけ?

小園 俺らが強かったら、それまでに会えたんやけど…。

――そしてプロ野球選手として広島で再会することになります。

林 ゾノは、いい意味で中学生のときから変わっていなかった。中学から「野球が本当に好きなんやな」とは感じていたけど、その感覚のままプロでも同じようにできるのはすごいと思った。

小園 晃汰は、1年目のときから打球が化け物だった。中学生のころと全然違うやん…って。

林 それは、こっちのセリフ(笑い)。

――小園は1年目から1軍で活躍しました。当時の林の心境は?

林 自分がしっかりとできていれば悔しかったと思う。でも1年目は何もできなかったし、何をしていいかも分からなかった。悔しいというよりか、すごいな…という気持ちの方が強かったですね。

――一転して2年目は、小園が無安打に終わり、林らの同期が1軍で台頭しました。

小園 悔しさもあったけど、自分の力不足だったので…。1軍に上がることを諦めてはいなかったですけど、まずは絶対に2軍で結果を残してやろうという気持ちだった。「結果を出し続けて1軍に呼んでもらおう」とだけ考えていました。

――2人とも1年目から何度も玉木コーチの特守を受けてきました。

林 練習から失策できない気持ちや状況をつくってくださった。そのおかげで練習も試合も同じ感覚で入ることができた。そういういい経験を1、2年目からできたことがよかったと思います。

小園 遊撃は打球をはじいたら絶対セーフだし、一つのミスも許されない。(玉木コーチから)練習から失策するなと言っていただいて、練習から高い意識を持ってできた。それがシーズンに生きたのかなと思います。

――1軍で一緒に過ごして、お互いにすごいと感じる部分は?

小園 晃汰のフルスイングは、やっぱりすごい。打席の中で強く振ることは誰もが求めているけど、僕は焦ったりして当てにいってしまうこともある。どういう場面でも強く振っていけるのはいいことだし、自分にはない部分。あと、あの飛距離は欲しいですね。

林 クリーンアップとか上位を打っていたゾノは、すごいと思う。そこで3割近くを残した。僕も中軸で打たしてもらった試合があったからこそ、その大変さが少しは分かる。僕は1試合フル出場することも少なかったので、フルで出続けた体力、精神力も含めてすごいなと思います。

――林も昨季は4番を4試合務めるなど中軸も経験しました。

林 いい経験をさせてもらいました。いまでも4番の日の新聞は部屋に置いています。打てなくて1面になったので、悔しさを忘れないように。

―1面にしてすみません…。

林 全然大丈夫です(笑い)。自分が1面になったことで、4番はチームの顔というか軸になる打順なんだと改めて感じたし、そこを目指さないとダメなんだなと思いました。

――昨季のお互いの打撃で印象に残っている試合はありますか?

小園 晃汰が(楽天の)田中将大さんから打った本塁打ですね。メジャーから帰ってきた投手と対戦できるだけでも僕は興奮していたのに、そこで本塁打を打つ。かっこよかったです。

林 ゾノなら打率3割がかかっていたシーズン最終戦ですかね。あの緊張感で3安打できる集中力と、そういう場面で結果を残せる勝負強さはすごいなと思いました。

――「ここは勝てない」とか「ここは負けられない」という部分はありますか?

小園 飛距離は勝てないっすね。まあ、足はね…(笑い)。

林 走るのは絶対に勝てない(笑い)。飛距離に関しては、誰にも負けたくないとはずっと思っています。

――試合から離れた素顔の部分もよく知っていますよね。

林 僕は試合前からベンチ裏でもずっと緊張しているんですけど、ゾノは違う。ベンチ裏でもすごいですよ(笑い)。面白いです。

小園 晃汰は1人の時間をつくりたいタイプ。朝の練習でもパッと早く動いて、ストレッチとかも1人で始めている。そういう1人で考えてできることも大事な部分ですよね。

――それでは最後に新年の目標を聞かせてください。

小園 キャンプからシーズンが終わるまで1軍にずっといられるようにしたいです。試合途中で交代するのではなく、しっかりと全試合フル出場したい。それができれば、結果はおのずとついてくる。晃汰と三遊間で試合に出続けられたらいいなとも思っています。

林 今年はレギュラーに定着したい。去年は試合に出させてもらっていた。そうではなくて、結果を残して、ずっと試合に出られるように頑張ります。

――入団してからクライマックス・シリーズ(CS)に進出できていません。

林 去年の終盤に3位とゲーム差が詰まってきて「CSに行けるかもしれない」というときの雰囲気は、いつもの試合とは違った。ああいう雰囲気で毎試合やらないといけないのだなと感じました。

小園 去年の後半戦はチーム状況が良くなって、もしかしたら(CSに)行けるかもと思った。あそこまでいけたのは、チームに力があるということ。自分もその中にしっかりと入っていければ、今年は大丈夫だと思う。個人としてもしっかりと成長して、新しい選手も一緒になってチーム一丸で戦っていきたいと思います。

(※引用元 スポニチアネックス

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