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佐々岡監督、V奪回「新庄監督のように『目指さない』とは言えない」

2022年1月5日

佐々岡監督、V奪回「新庄監督のように『目指さない』とは言えない」

2022年。広島・佐々岡真司監督(54)にとっては勝負の年だ。キャッチフレーズに「ガツガツGUTS!」を掲げ、覚悟を持って「結果を出さないと次はない」と位置づける就任3年目。2年連続Bクラスからどう巻き返すのか。メジャー移籍が濃厚な鈴木誠の後任4番は?守護神・栗林につなぐセットアッパーは?名誉挽回を誓う指揮官に秘めたるV奪回構想を聞いた。(取材・構成=江尾卓也)

――昨季は新型コロナウイルスへの集団感染や外国人選手の不調が重なり、2年連続Bクラスに終わりました。

佐々岡監督 それが誤算だったのは確かだけど、僕自身の采配力や決断力の問題もあったと思う。1点が取れなかったのは、采配で思い切れずに中途半端だったのが一因だと思うし、優柔不断な性格なので決断力も足りなかった。

――打率でリーグ1、2位の打者がいて、防御率10傑に入る先発投手が3人。優勝したヤクルトには3割打者も10勝投手もいない。戦力個々が機能すればいいが、そうでない時に作戦をどう立てるか。

佐々岡監督 僕は投手出身なので、攻撃や守りの面でコーチ陣との連携がもっと必要かな…と。失点に四球が絡む課題はあるけど、投打の戦力やバランスは確かに、上位の他球団に劣っていないと思う。采配面を含めて改善したい。

――来季は河田ヘッドが三塁コーチに立つ。用兵面は東出野手総合コーチにある程度?

佐々岡監督 東出コーチには守備も見てもらうけど、攻撃時には、彼と朝山(打撃)コーチの意見を聞き、話し合いながらやりたい。戦い方のプランをしっかり持って試合に臨み、采配ができればと思う。

――ヤクルトベンチに一体感を感じた…と言われました。チームを指揮する中で、佐々岡監督が掲げる一体感の浸透度はどうですか?

佐々岡監督 まだまだ。僕の思っている一体感とは違う。選手もそうだし、スタッフ間もそう。全体が同じ方向を向いて一つにならないと。そうであってほしい。

――ヤクルトの高津監督は“絶対大丈夫”と言って鼓舞した。一体感を醸成する言葉や声掛けがあるのでは?

佐々岡監督 メンタル面でね。僕も言えたらいいんだけど、正直、あまり得意な分野じゃない。でも、何とかね。

――昨季は若手選手が複数台頭し、終盤は投打がかみ合って一体感を感じました。

佐々岡監督 坂倉や小園、林といった若い選手が出てきて、彼らが競争意識を持つことで一定の底上げはできたと思う。終盤は、先発投手がしっかりゲームをつくった中で、4番を打つ鈴木誠也の力が本当に大きかった。ランナーをためた中での長打や本塁打はチームを勢いづけるし、一体感も醸成する。それは確か。

――セ・パともに2年連続最下位のチームが優勝しました。チャンスはどのチームにもあると言えそう。

佐々岡監督 そう思う。ズバ抜けて…というチームはないと思う。昨季は、ヤクルト戦(8勝14敗3分け)と交流戦の成績(3勝12敗3分け)が響いた。あとのチームとは互角かそれ以上に戦えた。ポイントは交流戦。交流戦の成績が直結する。

――就任3年目は結果が求められます。

佐々岡監督 当然。結果を出さないと次は無いと思っている。より勝負にこだわっていきたい。

――具体的に目標を。

佐々岡監督 若手を起用するのに我慢は必要だと思うけど、今年は勝ちにこだわらないといけないので、スパッといく時はいく。当然、頂点を目指したい。(日本ハム・新庄)ビッグボスのように“優勝なんて目指さない”とは言えない(笑い)。

――昨季の田中広から小園への切り替えは、開幕から23試合目でした。実績組の見極めは難しいですか?

佐々岡監督 決断は簡単じゃなかった。緒方監督の時にも、連続試合出場を続けてきた広輔の不調で、外す、外さないの話がミーティングで出たことがあったけど、今回も打撃不振の広輔を控えとして1軍に残すのが彼のためなのか、チームのためなのか、処遇をいろいろ考えた。コーチと意見が分かれることもあった。

――小園はキャンプ、オープン戦が2軍。林は新型コロナの代替選手で昇格しました。三遊間のレギュラーとはまだ言えませんが、今季は彼らをどう生かしていきますか?

佐々岡監督 僕の中でレギュラーはキク(菊池涼)だけ。小園は遊撃手として一本立ちしてくれないと困るけど、2年、3年続けてこそレギュラーだからね。そういう意味で来季が大事になる。林もそう。

――林には飛距離がある。そんな人材は数少なく、ある程度は我慢しながら起用して成長を促すことも必要だと考えますが、そこは成績次第ですか?

佐々岡監督 2桁本塁打を打ったのは自信にしていいと思う。ただ後半戦は相手も研究し、ボール球になる変化球の空振りが増えた。今季は三塁のレギュラーとしてやっていけるか試金石になる。新外国人(マクブルーム)との兼ね合いで、(争いに)坂倉が入ってくるかもしれない。僕自身、結果が問われている。バランスを考えて決めたい。

――主砲の鈴木誠がメジャーに挑戦する。4番は?

佐々岡監督 誠也の代わりはなかなかいないけど、理想は固定。候補を挙げるとしたら新外国人のマクブルームに西川、坂倉、林あたり。新人を含めると候補がたくさんいて、逆にキャンプ、オープン戦を楽しみにしたいと思う。

――昨季は1軍に捕手が最多で5人。会沢は侍ジャパンで評価が高いが、カープではどうか。

佐々岡監督 会沢は投手だけでなく、野手にも厳しいことが言える。昨季は故障で長期離脱したけど、基本は会沢中心。まとめ役としての力も必要なので、僕としては彼がしっかりホームを守ってほしいという気持ち。ただ、坂倉の打撃を考えると…ね。捕手としてどれだけ守れるかだけど、一塁に加えて三塁の練習も始めさせた。控えに置くのはもったいないので。

――投手陣の最大の課題は7、8回のセットアッパー。就任後2年間は固定できていませんが、抑えの栗林にどうつなぎますか?

佐々岡監督 20年に抜てきした塹江、ケムナに昨季は安定感がなく、最終的には島内、森浦になった。3連覇の時には今村、ジャクソン、優勝したヤクルトには清水と、強いチームには強固なセットアッパーがいる。栗林までが長いイニングになっているので、そこの安定感を求めないといけない。

――3年目に巻き返す上で、そこが一番のカギになるのでは?

佐々岡監督 この2年間、勝ちパターンの7、8回が固定できなかった。球の速さを求めるのはあるけど、体や心の強さもないと務まらない。ストッパーと同じで、リードする展開なら投げないといけない。候補はたくさんいる。新人も加わってくると思うし、そこも4番と同じで、キャンプ、オープン戦の課題になる。

――延長12回制が復活すると、継投、采配が重要になります。

佐々岡監督 そう思う。その意味でも、連投しても力が落ちない投手が3~4人はほしい。もちろん、先発投手が1イニングでも長く投げるのが基本ではあるけど。

――即戦力を期待する新人が何人かいます。

佐々岡監督 4人が出場した昨年末の都市対抗野球を何度か見ることができた。(ドラフト2位)森はいい真っすぐに、いい変化球を投げていた。(同5位)松本は強心臓。ピンチで三振が取れる球の質、真っすぐの回転数は素晴らしい。面白いと思う。

――最終判断は春でしょうが、(同1位)黒原と森は先発、松本は中継ぎ、セットアッパー候補ですか?

佐々岡監督 松本はそうなると思う。黒原はドラフトの指名あいさつに出向いた時、自らリリーフタイプと言ってきた。もちろん、先発もできるので、キャンプ、オープン戦を見ながら。

――3位の中村健、6位の末包はポスト鈴木誠の候補。

佐々岡監督 誠也の移籍が濃厚で、右の大砲候補が2人獲れた。末包は都市対抗でも1本打った。2人には遠くへ飛ばす力があるので楽しみ。

――エースの大瀬良にはチームリーダーの期待もかかります。

佐々岡監督 選手会長に就任したからには投手陣だけでなく、チーム全体を考えて対応しないといけない。難しいことだけど、周りが見える選手なので、しっかりコミュニケーションを取っていきたい。

(※引用元 スポニチアネックス

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