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ドラ1・黒原、『驚異』の剛球!受けた育成・坂田「怖い、捕るの嫌」

2022年1月9日

ドラ1・黒原、『驚異』の剛球!受けた育成・坂田「怖い、捕るの嫌」

広島の新人合同自主トレが8日、広島県廿日市市内の大野練習場で始まった。ドラフト1位の黒原拓未投手(22=関学大)は、軽めのキャッチボールでも同僚をビビらせる剛球を披露。練習前には屋内練習場に一番乗りで体を動かし、過酷なランメニューも軽快にこなすなど、持ち前の生真面目さで仕上がりの早さをアピールした。

キャッチボールが始まった午前11時は、気温5度と冷え込んでいた。「張り切りすぎてケガをしたら元も子もない」。黒原は力感を「6割程度」に我慢しながら投球に臨んだ。それでも徐々に距離が広がるにつれて、球筋の美しさがあらわになっていく。最大40メートルまで広がっても、球は伸び上がるようにして相方である育成4位・坂田のグラブに吸い込まれていった。坂田が、その驚きの伸びを証言する。

「怖いです、球が。大学にもいい投手はいたけど、捕るのが嫌だなと感じたことはなかった。伸びがすごい。さすがだな…と」

最速151キロを誇り、直球の球威が最大の持ち味である。「ちゃんと投げられる体をつくるのが第1段階かなと思います」と試運転の状態ながら、存在感は新人11人の大所帯の中でも際立っていた。

さっそくストイックな一面ものぞかせた。起床後に坂田に「ちょっと早めに行こうよ」と連絡。練習開始40分前にあたる午前9時20分に一番乗りで屋内練習場に到着し、2人でアップを始めた。「新しいスタートなので、ちょっとワクワクしていた。少し早めに来て2人で体を動かそうと」。誰よりも努力する姿勢は、本人も担当の鞘師スカウトも認めるところ。体のケアから人一倍時間をかける姿を初日から披露した。

オフ期間にしっかり練習してきたことは、走る姿からも明らかだった。午前最後のメニューだった30メートルの距離を何度も往復するシャトルラン。ペースについていけない新人が多くいる過酷な練習を黒原は軽快にこなした。練習前から「走るのは苦手やけど、根性でやる」と周囲に話していたと言う。12月から意識的に走り込んできており、すでに体力面は仕上がっている。ここから徐々に投球の状態を上げていけば、万全の状態で春季キャンプに臨める算段だ。

「初日から元気にできるように、しっかりと出し切りました。キャンプが始まる前には、どんどんと投げていけるようにやっていきたいと思います」。黒原の魅力が存分に詰まった始動初日だった。(河合洋介)

(※引用元 スポニチアネックス

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