広島・薮田和樹投手(29)が17日、マツダスタジアムでの合同自主トレに参加した。昨年12月末から1月初旬にかけて東京都内の施設で〝電流トレ〟を続けていたことを明かした。
「SIXPAD(シックスパッド)のジムに行った。めちゃくちゃキツイ。一番はパワーボールを取り戻すため。まだ現役のプロ野球選手で取り入れている人はいないと思う」
電流が流れるパットが付いた専用のボディースーツを着用し、スクワットなどに励んだ。さらに別の施設で水泳トレを併用するなど、とことん追い込んだ。
「もう後がない。何の結果も残していない。戦力外になる選手の年齢に近づいている。キャンプからしっかりアピールしたい」
プロ3年目の2017年に自己最多の15勝を挙げ、勝率第1位(・833)のタイトルを獲得したが、昨季は未勝利に終わるなどここ4年は計3勝と低迷。セ・リーグ連覇の立役者が悲壮な覚悟でプロ8年目に挑む。
(※引用元 サンケイスポーツ)