広島春季キャンプ(2日、宮崎・日南)昨季37セーブを挙げ、セ・リーグ新人王に輝いた栗林良吏投手(25)が今キャンプ初のブルペン投球で直球のみを47球。主な一問一答は以下の通り。
──ブルペン投球の感想は
「自分の中ではもう少しよくないのかなと思いましたけど、自分の採点的には良かったと思っています」
──全部直球の理由は
「初めてのブルペンだったので、変化球よりはまずはストレートを大事にしていきたいというのはあった。あとは制球も自分の課題なので意識してやりました」
──意識した部分は
「初めてなのでカットしたりとかシュートしたりとかそういうところが出てくると思ったので、キャッチャーの方にシュートした? とかの確認だったり、ラプソードで測っていたので、回転数や球速じゃなくてボールの質ってところを求めてやりました。初めてにしては良かったかなと思いますけど、やっぱりシュート回転することとかが多かったので、そういうところをしっかり一球一球、質を高めていって、シュート回転がなくなればいいと思ってます」
──(ラプソードで測定した)きょうのボールの回転数は
「2200ぐらいです」
──理想は
「真っすぐでファウルを取れるのがベストだと思う。そういうことによってコースを狙わなくても、真ん中でもいいという割り切り、心の余裕ができると思う。まずはそこの回転数でいうと、2500、2600は、真っすぐでいきたいなと思います。自分は上から投げる投手なんで、シュート回転したら球が弱くなっちゃうと思う。球の質を上げていきたい。(元阪神の)藤川さんみたいなわかっていても打てないような真っすぐを投げるのが自分の中で理想です」
──広島のビッグボス(佐々岡監督)ついてどう思う
「もちろんビッグボスは(日本ハムの)新庄監督というのが本当かもしれないですけど、カープが日本一になって胴上げできれば、佐々岡さんがビッグボスになれると思うので、自分たちの力で佐々岡監督をビッグボスにできるように、チームの力になれるように自分は頑張りたいなと思います」
(※引用元 サンケイスポーツ)