広島春季キャンプ(3日、宮崎・日南)日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(60)が練習を視察した。
ブルペンでは佐々岡監督と話し込む場面もあり「たくさん選手がいますし、現場の大変さも分かるので、少しだけいろんなお願いを。監督も理解していただいた」と今後の日本代表への選手招集へ向けた意思の疎通を図った。
グラウンドでは4年目の小園の打撃練習を見守り、打ち終わりにあいさつをかわした。指揮官は6年目の坂倉の名前もあげ、「若くて大事なポジションを守っている選手がいっぱいいる。そういう選手たちがこれからの球界にとって本当に大事な選手になっていく。日本を代表をする選手をつくることをお手伝いするのが侍の仕事だと思う」と熱く語った。
小園は昨季、113試合に出場。初まて規定打席に達し、打率・298、5本塁打、35打点と活躍した。栗山監督は若き遊撃手について「チームが勝っていく上で、守りが重要と言われるポジションで、なおかつ攻撃力もある選手はなかなか出てこない。そういう素材は日本の球界にとって宝物」と能力を高く評価した。
(※引用元 サンケイスポーツ)