広島の宮崎・日南キャンプが5日、第2クールに突入した。この日は床田寛樹投手がブルペンでチーム一番乗りの100球を投げ込み、遠藤淳志投手も101球、エース・大瀬良大地投手も97球を投じた。
高橋建投手コーチは「活気あるブルペンだった。第2クール初日から、これだけ球数も100球、100球近く投げた。本当にいい準備をしてきてくれたんだなというイメージで見ていた」と納得の表情。
昨季まで阪神の2軍育成コーチを務め、12年ぶり古巣復帰となった同コーチは「ここで育ったと言うか、育った場所に帰ってきたという感じ。違和感なく入れた」
先発には大瀬良、九里、森下の3本柱と左腕の床田がいる。絶対的守護神・栗林もいる。戦力は比較的充実している中で、チームの課題は昨季リーグワーストに終わった483与四球からの制球力改善。
リーグトップのヤクルトより120個も四球が多く、1試合平均で約1個近い差がある。
「実戦もどんどん増えてくる。シーズンもどんどん近づいていく中、技術も磨いていかないといけない。練習方法をいろいろ話しながら徐々に何人かの投手と話ができている。そういうところを進めつつ、実戦で抑えられるように。ストライクを取ろうということを根付かせていきたい」。
抱負な経験を生かし、投手陣の整備に取り組む。
(※引用元 スポーツ報知)