広島の玉村昇悟投手(21)が、今季初の対外試合となるDeNAとの練習試合(16日・コザ)に先発することが14日、決まった。
人口2万人余りの福井・越前町出身で、21世紀枠でセンバツ出場が決まった丹生(にゅう)高出身の左腕。今季“NEWスター”として飛躍するべく“開幕”のマウンドに立つ。
昨季は球団の高卒2年目で前田(ツインズ)以来のシーズン100投球回突破で4勝を挙げた。佐々岡監督は「去年途中から先発ローテを守った。期待をしている若手」と、就任3年目の初陣を託した。
1月には20学年上のソフトバンク・和田に弟子入り。自身が求める緩急とキレが武器のレジェンド左腕と合同自主トレに励んだ。
高卒3年目として、マエケン超えの2ケタ勝利に向けて「対外試合のスタート。しっかり流れをつくれるように、精いっぱい頑張っていきたい」と、アピールを誓った。(畑中祐司)
(※引用元 スポーツ報知)