公式戦(4月17日、カープ4-10中日、マツダスタジアム)
広島の森下暢仁投手が、2回までに相手投手を含む先発9人全員安打を浴び、10安打8失点を許す大乱調。2回52球で降板した。1試合8失点は昨年9月14日の中日戦(バンテリンD)の6回6失点を更新する自己ワースト。
2回KOも20年9月4日のDeNA戦(マツダ)の3回5失点(自責3)を更新する最短KOとなった。
初回にまさかの集中打を浴びた。先頭・大島などで1死一、三塁となり、4番・ビシエドに先制の右前タイムリー。2死一、二塁から木下の右前打で追加点を許すと、2死満塁から京田に2点タイムリーを浴びた。
9番の先発投手・福谷にも中前打を浴びたが、二塁走者の石川昂は本塁憤死。打者9人に6安打1四球という内容。過去に1イニング4失点以上は、2年目の昨年10月16日の巨人戦(東京D)の7回に5失点して以来自身3度目で初回は初めて。
2回には1死からルーキー・鵜飼に左中間に2号ソロを被弾。2死一、二塁から遊ゴロがイレギュラーする不運もあり、さらに追加点を献上。続く石川昂にも2点二塁打を浴びて、この回も4失点した
。被安打10は、20年9月26日のDeNA戦(マツダ)で7回11安打4失点して以来2度目の2ケタ被安打となった。
今季は前回登板の9日の阪神戦(甲子園)は1失点完投の好投。3試合すべてハイクオリティースタート(HQS=7回以上自責2以内)と抜群の安定感を見せていた。
(※引用元 スポーツ報知)