公式戦(4月19日、カープ1-3巨人、東京ドーム)
広島が、ゲーム差なしの2位・巨人と迎えた首位攻防3連戦の初戦を落として首位から陥落した。
先発・九里亜蓮投手が初回3四球など、立ち上がりから制球に苦しんだ。3回には先頭の坂本にソロを被弾。5回にも坂本からの3連打で1点を追加され、守備の乱れもあって、さらに1失点で5回3失点(自責2)。今季初勝利を手にした5日の対戦(マツダ)に続く巨人戦の連勝はならず、今季初黒星を喫した。
九里は5回106球を投げて降板。17日の中日戦(マツダ)で2回8失点KOを喫した森下に続き、2戦連続の先発のクオリティースタート(QS=6回以上、自責2以下)失敗となった。
リーグ最多得点を誇る打線も、巨人先発・戸郷の前に沈黙。5回1死から今季初スタメンから2試合連続で「7番・右翼」に座った大盛が、右翼線への打球で果敢に狙った三塁でタッチアウト。6回は先頭の代打・宇草の二塁打などで1死一、二塁の好機を作ったが、3番・小園が、高め釣り球の明らかなボール球に手を出して空振り三振。4番・マクブルームが投ゴロに倒れた。
8回には代打・田中広の三塁打の後、西川の犠飛で完封は免れたものの、最後は巨人守護神・大勢の前に3者凡退。見せ場なく敗れた。
(※引用元 スポーツ報知)