公式戦(4月23日、カープ6-0DeNA、マツダスタジアム)
広島が、投打でDeNAを圧倒した。3回には今季初1番で起用された堂林が、20年10月30日の中日戦(ナゴヤD)以来540日ぶり、本拠マツダでは同8月22日の巨人戦以来609日ぶりとなる1号2ランが決勝点。先発の森下は、7回無失点でリーグトップタイの3勝目を手にした。
打線は、この日もDeNA投手陣を攻略した。2点リードの6回も先頭・堂林の左前打が起点となった。1死満塁から坂倉の右翼フェンス最上部を直撃する2点二塁打で追加点。続く2死二、三塁から末包が右越えの2点二塁打でダメ押しの6点目を奪った。
堂林は1号を放った直後の守備でも本塁への好返球で得点を許さず。末包も、6回1死一塁からソトの右翼へのライナー性の打球をショートバウンドで処理して二塁送球で「ライトゴロ」に仕留める好プレー。今季2番目の入場者となる観客2万9818人の大入りスタンドを沸かせた。
森下は前回登板の17日の中日戦(マツダ)で自己ワースト2回8失点KOを喫してから、中5日のマウンドだった。序盤から緩急を駆使してDeNA打線を翻弄。7回111球で8安打を浴びたものの、味方の好守にも助けられ、得点を与えなかった。チームは連勝でDeNA戦は今季5戦5勝。昨季から7連勝となった。
(※引用元 スポーツ報知)