交流戦(5月27日、カープ0-7ソフトバンク、ペイペイドーム)
広島は、27日のソフトバンク戦に0-7で大敗した。セ・リーグトップタイの5勝を挙げるエース・大瀬良大地投手(30)が、まさかの5回5失点でKOとなった。
大瀬良は初回、4安打2四球と乱調の立ち上がりとなり、3失点。2、3回と復調の気配を見せたが、4回には牧原大に適時二塁打を浴び、5回にはグラシアルに追撃の2号ソロを浴びるなど、強力ソフトバンク打線に飲み込まれた。
結局、5回を8安打3四球と本来の投球からはかけ離れた内容で降板。2番手の松本も6回に1失点、3番手の矢崎も8回に1失点するなど、勢いを止められなかった。打線も散発3安打による零敗で、投打で見せ場なく終わった。
広島はロッテとの交流戦開幕カードで負け越し。前日26日は九里も5回途中6失点と、自慢の投手陣で連日の黒星となった。交流戦はコロナ下で中止となった20年を除いて19年、21年と“連続”で最下位に沈む「鬼門」だけに、心配な滑り出しだ。
(※引用元 スポニチアネックス)