公式戦(6月22日、カープ5-4阪神、マツダスタジアム)
広島が、劇的サヨナラ勝利で開幕からの阪神戦の連勝を「9」に伸ばした。
延長10回に1点を勝ち越されながら、坂倉の起死回生の5号ソロで同点に追い付くと、最後は宇草が決めた。延長11回、右中間席に飛び込む今季1号ソロで試合を決めた。
同カードの9連勝は16年以来で、開幕からの連勝としては88年の10連勝以来。5カードぶりの勝ち越しも決め、5月20~22日に同一カード3連勝した中日戦(マツダ)以来、約1か月ぶりの2連勝となった。
打線が先発野手全員安打を放ちながら、主導権を握りきれなかった。先発の遠藤淳志投手が5回2失点。二度、同点に追い付かれ、1点を勝ち越した6回から2番手・矢崎にスイッチ。
2奪三振を含む3者凡退でバトンを渡したケムナが、佐藤輝に適時打を浴びて再び試合は振り出しに。
8回は森浦、9回は守護神・栗林が無失点でつないだ。延長10回には松本が勝ち越しを許しながら、続投でマウンドに上がった延長11回は無失点で切り抜けた。
サヨナラ勝利は5月7日のDeNA戦以来4度目で、阪神戦では3月29日の対戦以来、今季2度目となった。
(※引用元 スポーツ報知)