公式戦(6月25日、カープ5-4DeNA、横浜スタジアム)
広島の森下暢仁投手が、7回99球を投げて9安打4失点。5月21日の中日戦(マツダ)以来1か月ぶりとなる5勝目を手に、自己ワーストだった連敗を「4」で止めた。
粘って白星をつかんだ。初回はわずか8球で3人を料理したものの、2回に先頭・牧から3連打などで2失点。打線が3回に打者9人の猛攻5得点で逆転に成功したが、直後のマウンドで先頭・楠本にストレート四球。
自滅の形で先頭出塁を許し、無死二、三塁から内野ゴロの間に1失点。7回も先頭四球から招いた1死一、三塁のピンチから牧の犠飛で1点差に詰め寄られたが、何とかリードは守り抜いた。
苦しい投球が続いていた。初回の3者凡退は、実に14イニングぶりだった。この日を含めて直近は5試合連続で先取点を献上。4日の本拠オリックス戦、18日の敵地ヤクルト戦は打線が一度は逆転しながら、そのリードを守れずに敗戦投手となっていたが、この日は踏ん張った。
前夜に完封勝利で復調の6勝目を挙げたエース・大瀬良に続く背番号18の久々白星で、今季DeNA戦は10勝(1敗)に到達。チームは1分けを挟んで今季3度目の4連勝で4度目の2カード連続勝ち越しは、ともに1か月半ぶり。借金は「1」となった。
(※引用元 スポーツ報知)