公式戦(7月19日、カープ0-3阪神、マツダスタジアム)
広島は6月12日の西武戦(ベルーナD)以来、今季8度目の零封負けを喫した。阪神投手陣の前に三塁すら踏めず、プロ野球タイ記録だった連続満塁本塁打も3試合でストップした。
好調打線がつながりを欠いた。初回は1死から菊池涼が投手強襲の内野安打で出塁したが、二塁にも進めることができなかった。2回は坂倉の死球、長野の左前打で無死一、二塁の好機も、見せ場なく無得点。5回は先頭・会沢が右前打で出塁したが、続く床田がバント失敗で併殺打。
6回も先頭・菊池涼が左前打を放ちながら、この場面でも二塁にすら進めることができず。8回も先頭の代打・松山が中前打を放ちながら、続く野間が二ゴロ併殺打に倒れた。
先発・床田は8回3失点。初回3者凡退で2回も佐藤輝、大山を2者連続の3球三振。順調な立ち上がりに見えたが、2回2死から北條に対してストレート四球。陽川の右前打で2死一、三塁となり、梅野の右前適時打で先取点を献上。
3回も1死一、三塁から近本の投ゴロの間に1失点。6回には2死二塁から北條に三塁線を破られる適時二塁打で3点目を奪われた。
床田は阪神に対し、6日の敵地戦で7回3失点の黒星を喫したが、21年3月31日から本拠マツダでは4連勝中だった。
この日も決して責められる投球ではなかったものの、阪神相手に連敗で6敗目。チームも今季5勝1分けと無敗だった本拠で初黒星。6月27日以来の借金返済もならなかった。
(※引用元 スポーツ報知)