公式戦(7月29日、カープ0-9中日、マツダスタジアム)
広島が、後半戦初戦で大敗を喫した。19歳右腕・高橋宏に対して8回1死から小園が中前打を放つまで無安打無得点投球を許し、1安打で今季9度目の零封負けとなった。
打線は、高橋宏の150キロを超える直球と落差の大きいフォークに大苦戦。ノーノーの屈辱こそ免れたものの、見せ場なく敗れた。
先発の大瀬良が誤算だった。ビシエドに2打席連続本塁打を浴びるなど、3回7安打4失点と打ち込まれた。3回に打席を迎えたところで代打を送られて降板。
8日の敵地戦でも3回7失点KOを喫しており、中日戦は2戦続けて苦しい投球となり、これで4戦白星なし。防御率は両リーグの規定投球回に到達している投手の中で唯一の4点台となる4・12まで低下した。
チームは球宴前の前半戦を勝率5割、4年ぶりAクラスとなる2位タイと好位置で折り返したものの、後半戦初戦で再び借金生活に突入。3位へと後退した。
(※引用元 スポーツ報知)