公式戦(8月9日、カープ2-0ヤクルト、マツダスタジアム)
広島が、9日のヤクルト戦に2-0で勝利。今季、ここまでマツダスタジアムで行われたヤクルト戦は0勝6敗1分けと未勝利だったが、ついに本拠地でツバメ退治に成功した。
先発の森下が奮闘した。初回に山田から空振り三振を奪うなど3者凡退に抑えて波に乗った。1―0の4回は2死無走者から村上に左前打を許し、直後の二盗で2死二塁となるが、サンタナをカーブで空振り三振。6回まで強力ヤクルト打線を散発の3安打、67球の省エネ投球で淡々と凡打を積み重ねた。
打線は、4番を任されていたマクブルームが、特例2022の対象選手としてこの日出場選手登録を抹消。代役の4番には西川が入った。得点は3回、野間の三塁打から菊池涼の三ゴロの間に1点のみだったが、8回に西川の適時打も飛び出して、森下を援護した。
力投の森下は結局、9回を5安打無失点で昨年4月6日のヤクルト戦以来、490日ぶり自身3度目の完封。最後はマウンドで女房役の会沢と抱き合って喜んだ。前回2日のDeNA戦は4回5失点と結果を残せなかったが、これで9勝目となり、2年ぶりの2桁勝利も見えてきた。
(※引用元 スポニチアネックス)