公式戦(8月10日、カープ4-1ヤクルト、マツダスタジアム)
広島が、10日のヤクルト戦に4-1で勝利して連勝。前夜の森下完封の余韻が残るマツダスタジアムで、首位相手に連夜の快勝となった。
打撃好調の1番・野間がけん引した。初回、右前打で出塁すると、西川の適時打で先制のホームを踏んだ。さらに2-0の2回には2死三塁で右中間への適時二塁打。ヤクルト先発の星を攻め立て、あっさりと6試合連続の複数(マルチ)安打を達成した。
4回には小園の6号ソロで加点するなど、着々と点差を広げた。
先発・九里も打線の援護に応えた。3者凡退は5回の1度だけだったが、要所で粘り、6回を5安打無失点。116球の熱投を見せた。前回、降雨コールドとなった4日のDeNA戦も、4回途中まで打者10人を完ぺきに抑える立ち上がりを見せるなど、復調を思わせる安定感だった。
7回以降はリリーフ陣が1失点で踏ん張り、最後は栗林が締めて連勝となった。
投打で内容ある勝利。前半戦最後のカードでヤクルトには2勝1敗と勝ち越し、今回も早々と勝ち越しを決めた。秋山加入前は1勝10敗1分けと苦手にしていたが、その後は4勝1敗。ちなみに秋山が出場した試合は4勝負けなし。天敵から、お得意様に変わりつつある。
(※引用元 スポニチアネックス)