公式戦(8月11日、カープ6-3ヤクルト、マツダスタジアム)
広島が、西川龍馬外野手の鮮やかな先制決勝の7号3ランなどで快勝した。本拠でのヤクルト戦では18年以来4年ぶりとなる本拠での同一カード3連勝。
下半身コンディション不良で約2か月間の離脱があった西川の復帰後は4勝1敗。まだ5位ながら、3位・阪神まで1・5ゲーム差。Aクラス返り咲きに向けて勢いを取り戻しつつある。
打線はヤクルト先発サイスニードに対し、3回まで無安打だった。4回は先頭・野間の右翼二塁打などで1死一、三塁のチャンスを作り、西川が打った瞬間に打球の行方を確信する一撃を放った。
1点差に詰め寄られた6回も、西川がワンバウンドしそうな低め球を“曲芸打ち”ではじき返す右前打から3得点を奪った。
先発の野村祐輔投手は、5回1失点。初回から3イニング連続で先頭安打を許しながら、要所を締めた。4番・村上に対しては初回2死二塁から空振り三振、4回先頭の打席は最後は見逃しで2打席連続三振を奪った。
今季初先発で618日ぶり白星を手にした6月10日の西武戦(ベルーナD)以来4戦ぶりの今季2勝目。本拠での白星は20年9月30日の巨人戦以来。マツダ通算41勝目は、歴代1位の前田健太(ツインズ)の通算45勝に迫る1勝をつかんだ。
(※引用元 スポーツ報知)