公式戦(8月23日、カープ4-5ヤクルト、神宮球場)
広島が23日のヤクルト戦に4-5と逆転負けを喫し、これで5連敗となった。
秋山抹消で心配された打線は、いきなり4番が一発回答で応えた。初回、1死一、二塁の好機をつくると、マクブルームがヤクルト先発の石川から左翼席へ特大の先制3ラン。不安を吹き飛ばす立ち上がりとなった。
3試合連続完封勝利の期待が掛かった森下は序盤からピンチの連続。4回、ついに山崎に適時打を許して、22イニングぶりの失点を喫するが、その後も粘りの投球を続けた。
5回にはトレーナーに付き添われ、一時ベンチ裏に下がる一幕もあったが、長岡の犠飛による1失点でしのぎ、何とか5回を投げ切り、7安打2失点でリリーフ陣に託した。
だが、悪夢は6回だった。会沢の犠飛で2点差にリードを広げたものの、2番手・ケムナが1死一、二塁のピンチを招き、3番手で登板した島内が2球目を村上に逆転3ランを浴びる痛恨被弾。
9回には1死三塁の同点機をつくるが、逆転ならず。森下の11勝目も消え、連敗脱出もならなかった。コロナ禍で佐々岡監督をはじめ、菊池涼、野間、小園といった主力野手が離脱中だが、秋山の抹消も不安が残る一日となった。
(※引用元 スポニチアネックス)