公式戦(8月27日、カープ6-4巨人、マツダスタジアム)
広島が、新型コロナ感染から復帰した菊池涼介内野手の決勝打でシーソーゲームを制した。同点の8回無死三塁から代打で登場。この回から登板した5番手左腕クロールから、しぶとく一、二塁間を破る勝ち越し打を放った。
2点リードの8回に登板したルーキー・松本が、先頭・松原への四球から2死満塁のピンチを背負い、岡本和に2点適時打。“魔の8回”に同点に追い付かれる最悪の展開となったが、この日に出場選手登録されたばかりのベテランが窮地を救った。
この日は同様に新型コロナ感染していた佐々岡真司監督も14日の中日戦(マツダ)以来に指揮を執り、その復帰戦を白星で飾った。負けていれば、リーグ最速で自力CS進出の可能性が消滅する危機でもあった。
巨人相手の連敗も免れ、再び4位まで0・5ゲーム差。デーゲームで勝利していた3位・阪神との2・5ゲーム差もキープした。
(※引用元 スポーツ報知)