公式戦(8月28日、カープ6-4巨人、マツダスタジアム)
広島が2試合連続で接戦を制して、巨人との3連戦を2勝1敗でカード勝ち越しに成功した。前夜に続いて自力CS進出の可能性が消滅する危機があった中で2連勝。巨人と入れ替わって4位に浮上した。
2点リードの8回に登板した矢崎拓也投手が、自ら招いたピンチを無失点で切り抜けた。新型コロナ陽性判定による離脱から、この日が復帰初登板だった。2安打1四球で無死満塁としたが、大城を空振り三振、代打・中島は力ない二飛、最後は吉川を空振り三振に仕留め、1点も与えなかった。
先発・大道は4回4失点。初回に2点を許し、2点を勝ち越した直後の4回にはポランコに同点2ランを被弾。今季初登板初先発から3試合続けて5回持たずに降板した。だが、4―4の5回、四球と失策が絡んだ2死一、二塁から堂林の右翼線への一打が決勝打となった。
佐々岡監督にとっても、コロナ離脱から復帰2戦2勝で4位浮上。デーゲームで中日に敗れた3位・阪神とは1・5ゲーム差。30日からは敵地・甲子園での3連戦で3位浮上を目指す。
(※引用元 スポーツ報知)