公式戦(8月31日、カープ5-6阪神、甲子園球場)
広島は、3位・阪神に痛い連敗を喫した。5―5で同点の7回に登板した4番手・森浦大輔投手が、1死満塁からロハスに決勝の犠飛を浴びた。前夜の同カードは、ターリーが8回2死、3ボールから大山に決勝ソロを被弾。2日連続でリリーフが敗戦投手となった。
森浦は26日の巨人戦(マツダ)でも同点から勝ち越しを許し、敗戦投手となっていた。一時は「8回の男」として抜群の安定感を誇ったが、7月3日の巨人戦(マツダ)で今季初黒星を喫してから2か月間で5敗目となった。
打線は、新型コロナ陽性判定の影響で14日の巨人戦(東京D)以来となるスタメンに名を連ねた菊池涼が4打点の活躍。5回に一時逆転に成功する6号3ランを放って、今季最短の4回途中4失点で降板した先発・九里の黒星を消したが、1点リードの5回に登板した2番手・コルニエルが、大山の適時打で再び同点に追い付かれた。
リーグ最多の逆転負けは、これで30度目となり、借金も再び今季ワーストに並ぶ8に膨らんだ。1・5ゲーム差で3位との直接対決を迎えながら、逆に3・5差にまで広げられ、4年ぶりAクラスは遠のく一方だ。
(※引用元 スポーツ報知)