広島の鈴木清明球団本部長が9日、取材対応し、今季初開催された「現役ドラフト」を振り返った。鈴木本部長は「全部スムーズに進んだ」とドラフトの進行については問題なかったと回想。1巡目指名が20分ほどで終わり、全体でも約40分ほどで終了するなど、大きな混乱などはなかったという。
一方で評価については「これから」と口にして、「これから来年にかけてその選手が活躍するか、編成がどう思うか、改善点があるのか。今後、選手会と話し合うことになると思う。実際に選手が1年間、使われるのか使われないのか。戦力外になるのかを見なければいけない」と、来季1年間かけて成否の様子を見ることなる見通しを説明した。
開催時期に関しても、これまでシーズン中や3月という話も持ち上がった経緯があり、同本部長は「翌年度の契約を結んで戦力として考えている選手の中から出すという前提で12月と決まっていったから。難しい。来年になって検証すると思う。選手会でも事務折衝でも話が出ると思う」と、改善点を出すなどさらなる議論が必要との見解を示した。
(※引用元 スポニチアネックス)