広島の坂倉将吾捕手が13日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、4500万円増の年俸9500万円でサインした。大台の1億円には届かなかったが、「評価していただいて、納得したので、サインしました」と笑みを浮かべた。(金額は推定)
6年目の今季はチーム唯一、リーグでも3人だけの全試合出場。昨季リーグ2位の3割1分5厘だった打率こそ2割8分8厘(同9位)に下げたが、終盤まで最多安打を争い、155安打、16本塁打はともに自己最多で68打点も昨季に並ぶ成績だった。「本当に全試合出られて達成感と充実感はありましたけど、個人的にもチーム的にも悔しいシーズンになったと思います」と振り返った。
今季は143試合のうち119試合で三塁(一塁は6試合)を守ったが、来季は捕手に専念する。ベテラン会沢らとの競争について「本当にいい選手ばかり。みんなライバルでありながら、チームでもある。共有できるところは共有して、僕も聞きたいところは聞いて、とにかくチームがいい方向にいくように、協力して争いをして頑張りたい」と決意を示した。
捕手という難しいポジションをこなしながら主軸としても期待される。「まずは個人的にはキャリアハイという数字を目指して頑張るとともに、チームが優勝、日本一。みんなでハワイ(優勝旅行)に行けるように、みんなでビール掛けができるようにしっかり頑張りたいと思います」と力を込めた。
(※引用元 スポーツ報知)