広島・野間峻祥外野手(29)は15日、広島市の球団事務所で契約交渉に臨んだ。今年8月に取得した国内フリーエージェント権(FA)を行使せず、1900万円増の年俸5000万円で単年契約を結んだ(金額は推定)。
「ここ数年、けががちではあるが、FAということもあってすごく評価をしていただいた。物欲がない。何を買うかはおいおい考えますね」
野手主将を務めたプロ8年目の今季は5月にスタメンに定着した。けがの影響で規定打席には届かなかったが、85試合に出場し打率・312、0本塁打、16打点。7盗塁と奮闘。このオフはマツダスタジアムで自主トレ励み、年末年始は兵庫に里帰りし、自腹で買った打撃マシンで1日1000をノルマにみっちり振り込む。
「春先は試合に出ていなかったので悔しいシーズンだった。1年間試合に出て3割を残せるようにしたい。機動力野球ができるように中心となって頑張りたい」
目標はシーズンフル完走&打率3割、さらには新井監督の背番号にちなみ25盗塁と期待が膨らむリードオフマン候補。新井監督1年目の来季はマツダスタジアムを代名詞の出囃子にのせて「のまのまイェイ」と盛り上げる。
(※引用元 サンケイスポーツ)