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前田智徳氏の殺気立つ練習は…強い『赤ヘル』の壮絶なライバル物語!

2023年1月10日

前田智徳氏の殺気立つ練習は…強い『赤ヘル』の壮絶なライバル物語!

トリプルスリーの翌年、野村謙二郎氏は左足首骨折…苦闘が始まった

野球評論家で、広島大学スポーツセンターの客員教授でもある元広島監督の野村謙二郎氏は現役時代に数々の記録を成し遂げた。名球会入りとなる2000安打には2005年に到達した。だが、そこまでの道のりは怪我との戦いの連続だった。「1500本を打ってからは、思うように体が動かないとか、うわー、今日も痛えわ、とか、足が良かったらなぁとか、そんなことばかり考えて野球をやっていた」という。

「早いペースで1000本打った時は、正直、2000本なんて通過点だなって思っていたんですけどね」。野村氏は3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーを達成したプロ7年目の1995年に通算1000安打をマーク。2000安打までは、そこから10年かかった。振り返れば、11.5ゲーム差をつけていた巨人にメークドラマを許した1996年シーズンに左足首を骨折していたにもかかわらず、無理を重ねたのが苦闘の始まりだった。

「主力だったし、休みたくなかったし、優勝したかったし、打線はみんな絶好調だったというのもあったしね」。確かに強力打線だった。前田智徳氏、江藤智氏、緒方孝市氏、金本知憲氏……。「みんな言葉には出さないけど、やっぱり各々が意識しあっていたと思うよ。ライバル関係というのはあったと思う」。そんな面々が連日、奮闘している、負けるわけにはいかなかった。

「みんなタイプも違うしね、天才と言われた努力の前田でしょ、カネも努力でしょ、緒方も努力でしょ、彼らからみたら、俺なんか、ひょうひょうとやっているような、なんかセンスだけでやっていたように思われがちだけど、みんな努力している人たちの集まりだったからね」。もちろん、通常練習だけではない。「居残りで何球打つとか、特打するとかは練習の中のメニューのひとつ。それ以外のところで、自分が思い立って、行動を起こすことが練習だと思っていた」。

前田智徳氏が発した「そこには入っちゃいけないオーラ」

いったんゾーンに入ってしまったら、それを追求しないと気持ちが悪かったという。「前田なんか練習が終わって、1人で2時間くらいマシンを相手にブツブツ言いながら打ったりしていたけど、そこには入っちゃいけないオーラを出していたからね」。野村氏も夜中に目覚めてバットを振り出したことがあったという。「何かひらめいて、ベッドの上でタイミングを取って、あっ、こんな感じかって庭に出て、そこでずっとバットを振って朝になっていたとかね」。

そんな猛烈なライバル物語と並行しての壮絶な怪我との戦い。1996年の左足首骨折に関して「それまでも体が張ったとか、筋肉痛とか、首が痛いとかはあったけど、あの時から一気に怪我が増えた」と言うように、それ以来、右太腿、左太腿、左足膝裏、股関節……と絶えず、どこかを痛めていた感じだった。それこそ万全な日がなかったといっていい。2000安打は、そんな中でまさに満身創痍での達成だったわけだ。

野村氏はその偉業を成し遂げた2005年にユニホームを脱いだが、現役時代の思い出はまだまだ語り尽くせない。いろんな投手と数々の名勝負を繰り広げたし、何と野球と他種目との“二刀流生活”を口にしたこともあった。(山口真司)

(※引用元 Full-Count

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