公式戦(5月6日、カープ3-4ヤクルト、神宮球場)
ヤクルトは3-3の延長十一回に坂口智隆外野手(33)が右翼線に適時二塁打を放ち、サヨナラ勝ちした。
大型連休最終日。先制したのは広島だった。四回、無死二塁から3番・バティスタがヤクルト先発の石川から左翼席へ2ランを放ち、2-0とした。ヤクルトは四回にバレンティンが左越え10号ソロを放ち、1点を返した。
1点ビハインドの九回には二死走者なしで登場した代打・大引が広島の抑え・中崎から左翼席へ起死回生の1号ソロを放ち、同点。延長戦に突入した。
広島は延長十回、二死二塁とすると、バティスタの中前適時打で1点勝ち越し。ヤクルトはその裏、二死一、二塁とすると川端が広島の5番手・一岡から中前適時打を放ち、再び同点に追いついた。
そして延長十一回、二死一塁から、坂口が一岡から右翼線適時二塁打を放ち、試合を決めた。
試合後、お立ち台に上がった坂口は「いい場面で(自分の打席が)回ってきても打てなかった。なんとか最後に打ててよかった」と笑顔。
「次につなげる気持ちで打席に入った。結果がこうなって最高の気分」と延長十一回の打席を振り返った。開幕から打撃好調。「数字の話は苦手なので、意識せず一試合一試合集中していきたい」と謙虚に語った。
(※引用元 サンケイスポーツ)